よくある疑問として、「英単語はどこまで覚えればよいのか?」というものがあります。
結論から言ってしまうと、「覚えられるだけ覚えてください。」となります。
日本語に置き換えてみましょう。
「この日本語知る必要がなかった~!」
と思ったことってないと思うのです。
とはいってもそれでは他の科目を勉強する時間が無くなってしまう恐れがあります。
そのため、英単語の問題集に出てくる単語を覚えられれば良いと思います。
中学生なら中学生用の英語単語問題集を使う
もし中学生であれば、「中学生用の英語単語集」を使って単語を覚えるようにしましょう。
そこで悩むのが「どの問題集がよいの?」ということだと思います。
別に何でもよいです。
何でも良いのですが、英単語と日本語訳がすぐ近くにあるようなものは避けたほうがよいかと思います。
日本語訳→英単語
この練習ができればよいです。
つまりすぐに答えが目に付く場所にあるような問題集は避けたほうがよいと思います。
習っていない英単語はどうする?
教科書と市販の英単語の問題集は、出題されている単語が異なることがあります。
つまり学校で習っていない英単語が出てくることがあるのです。
習っていない英単語を覚えてしまっても問題ありません。そのうち習うためです。
出題されている順番が違うだけです。
仮に、中学3年間の教科書で出てこない英単語が問題集にあったとします。
それでも高校生になったら出てきます。
英単語を覚えることに無駄はない
英単語をたくさん覚えることにデメリットはありません。
覚えれば覚えるほど、他の単語も覚えやすくなると思っています。
たとえば
- like(好き)
- dislike(嫌い)
「dis」が付くことによって反対の意味となっています。
「disが付くと反対の意味になる」
ということが分かっていれば、
- disappear
- disagree
- discover
などの単語が出てきても、「disが付いているから反対の意味になるかも」という予測を立てることができます。
- appear(現れる) disappear(消える)
- agree(同意する) disagree(同意しない)
- cover(隠す) discover(発見する)
単語を覚えれば覚えるほど、横展開ができるということです。
大学入試は習っていない単語は普通に出てくる
大学入試には高校で習っていない単語は普通に出てきます。
そもそも日本全国的に、学校で使用している教科書が異なります。
そのため出てくる英文や単語も異なります。
このようなこともあり、単語は覚えれば覚えるだけよいです。
さらに「推測」も必要となっています。
習っていない単語があったとしても、その前後の文章や単語から「この単語はこのような意味だろう」と推測することができます。
推測するのも、複数の単語を知っているからこそ推測できます。
中学生までに2500単語
中学生までに出てくる英単語は2500単語ほどとされています。
すべてを覚えたいところではありますが、8割前後は覚えておきたいところです。
つまり2000単語ほどです。
それを3年間で割ると1年間で650ほど。つまり1日2単語です。
英語は積み重ね科目であるため、毎日少しでも時間を取って、単語練習ができるとよいと思います。