勉強の基本は「演習」です。どれだけ演習をできたかが重要となります。
勉強で成果を出してきた人からしてみると「当たり前」といわれてしまうことですが、意外と周知されていないことです。
演習時間が大切な根拠
これまで勉強をしてきたことがある人で、勉強時間がどれだけ重要であるのかわかるかと思います。
たとえば日本の最高学府である「東京大学」ですが、そこに入学する学生が1日2時間~3時間の勉強で入学できるレベルになっているでしょうか?
答えは平均1日10時間とのことです。
次にGMARCHですが、そこに入学する学生は1日約6時間~8時間勉強しているとのことです。
この数字はあくまでも「これらの大学を狙えるレベルの人たちの話」です。すでにそれなりの学力を持っていることが前提となっています。
そして人それぞれ能力差があるため、さらに長い時間が必要な人もいますし、もしかしたら短い人もいるかもしれません。
まとめますと、それなりの学力がある人でさえも、このくらいの時間勉強しなければ、有名といわれる大学に進学することが難しいのです。
ここまでで何を言いたいかといいますと、「勉強時間、つまり演習が重要」ということです。
つまり演習時間をしっかり確保し、実行することが勉強には大切なのです。
身近で考えてみる
大学の話を少ししましたが、もう少し身近で考えてみましょう。
たとえば富士高校。富士市や富士宮市周辺では一番偏差値が高い高校となっています。
1日2時間~3時間ほどの勉強時間で合格できるでしょうか?
正直かなり厳しいでしょう。
たとえば1週間に1日や2日塾に通っただけで、そのほかの時間は勉強しないで合格できるでしょうか?
現実的ではないと考えることでしょう。
やはり知識を定着させるための時間が絶対的に必要だと思うのです。
スポーツで例えるとわかりやすい
優れたスポーツ選手は子どものころから1日あたり、どのくらいの練習をしてきたでしょうか。
物凄く練習してきたことは安易に想像つきますよね?
逆に1日1時間~2時間程度の練習をしていて、プロの選手になれるでしょうか?
どんなに才能があったとしても厳しいでしょう。
勉強もそういうことです。
よい授業も演習時間にはかなわない
優れた指導力を持つ教師や講師の授業を受けることは非常に有意義なことです。
ところがその授業を1時間や2時間受けたところで、それで終わってしまっては成績を上げるのは難しいのです。
授業で教わったことを自分の知識として定着させるための作業、つまり「演習」が絶対的に必要となってきます。
それに1時間~2時間の集団授業を受けたとしましょう。集団授業ですから、多くの生徒が授業を受けている状態です。
その状態の中で、どれだけ自分の抱えている悩みを解決できるでしょうか?勇気を出して説明したとしてもほんの数分ですよね。
見方を変えると「1時間~2時間待ってやっと1つ解決できる」ということになります。
とても効率的とは言えないと思います。
それであれば、「演習しているときにわからない問題があったらその都度聞く」といったシステムの方が効果があるとは思いませんか?
それが当塾「STUDY BASE」のシステムとなります。
勘違いされやすい勉強時間
勉強時間について少し勘違いされていると思うことがあります。
東京大学に入学するレベルの学生は、1日当たり10時間勉強しているという話を冒頭でしました。
この10時間ですが、集中して行っているのか、それともただ机に座っているのかでは大きく違います。
またどのように勉強しているのかによっても、勉強効率は異なります。つまり頻出問題を効率よく覚えているのか、それとも全く絞らずに勉強しているのかによっても違うということです。
長時間勉強しているのに成果が出ない理由
よく「長く勉強しているのに思ったような成果が出ない」という人がいます。
これは、勉強のやり方が間違ってしまっているため起こっている可能性があります。
「あまり時間をかけていないけど、それなりに成果が出る」という人もいて、そういった人は何が重要かを捉えるのが上手かったりします。
何を目指すのかにもよりますが、ただ長い時間勉強すればよいわけではなく、重要なところ、そして試験に頻出されるような問題に取り組むことが重要となってくるのです。
そして何が重要か、何を覚えればよいのか。それを教えるのが塾ではないかと思うのです。
塾に通っているのに成果が出ない生徒
塾の役目は生徒の成績を上げることです。
塾に通っているのになかなか成績が伸びない生徒はいます。
その多くは、「塾での勉強に満足し、家庭での演習を行っていない」ことが原因だと思います。
これは夏や冬の講習会にも通ずることです。
「今日は夏期講習で4時間勉強してきたから、今日の勉強は終わり!」
たしかに塾で4時間勉強するといったら、普段ではなかなかないことでしょう。普段なかなかないことをすると、「やった感」を感じてしまうものです。
「やった感」を感じてしまうと、塾以外での勉強をしなくなってしまいます。
結果的に、1日の勉強時間が意外と短い状態となってしまうのです。
よって高いお金を支払ってまで参加している夏期講習が、生徒にとってよくないものになってしまう可能性さえあるのです。
※ちなみに当塾では夏期講習はあえて行っていません。
ではどうすればよいのか。
いろいろ方法はあります。
4時間を特別と感じさせないようにする
4時間の勉強時間を特別と感じさせなければよいのです。
つまり普段から4時間くらい勉強をしておけばよいのです。
勉強の管理
また管理をすることも有効でしょう。保護者や塾の講師が、どの程度勉強が進んでいるのかをチェックします。
これにより、塾に通っているのに成果が出ない・・・という可能性を減らすことができると考えています。
まとめ 演習が一番大事
いろいろお話ししてきましたが、結論としては「演習が大事」ということです。
どんなによい先生に授業で教えてもらっても、それを頭の中に定着させるためには「演習」が必要となります。
だからこそ、演習時間が豊富に取れるスタイルに当塾はしたのです。
わからないことがあったらパッと聞ける環境、何時間でも勉強できる環境。
とても良いとは思いませんか?