今週と来週は多くの中学校で定期テストが行われます。
テストが終わった生徒も塾に来てくれて感想を聞いたり、テスト直しを一緒にしました。
定期テストは高得点を目指すことも当然ですが、テスト返却後もとても重要です。
定期テストは理解していないところを見つけるチャンス
テストで間違った問題というのは覚えられなかった、理解度が足りなかった問題です。
その問題を復習することにより、自分の解けない部分を少なくすることができます。
テストが返却され点数を見て一喜一憂して終わり、という生徒は多くいると思います。
せっかく自分のできない場所が見つかったのですから、そこを復習しないとテストの意味がありません。
テスト範囲が終わって次のテストに出ないから復習しても・・・と言われたことがあります。
もしかしたら定期テストでは出ないかもしれません。
しかし、テストの本番は入試です。
入試の範囲は全てなので、分からないままにしておくともう一度最初から復習しなければなりません。
記憶に残っているうちに復習しておけば、最初から復習するよりも覚えやすくなります。
間違えた問題は自分で解きなおす
学校の授業でテストの解答を配ったり解説をしてくれると思いますが、赤ペンで答えを書いただけで終わらせるのはやめましょう。
わからない問題をそのままにしないことが一番大事です。
もう一度自分の力で解きなおしてください。
たまたま解けた問題や分かってて間違えた問題を優先しよう
もちろん満点を取るまで何度も解きなおすのが一番ですが、まずなんとなく解いて正解した問題や分かっていたが間違えた問題を優先して解きましょう。
完全に理解して正解した問題はしっかり自分の力になっていますし、全く分からかなった問題は時間が掛かるのでゆっくり復習すればよいからです。
分かってて間違えた問題が一番厄介
分かっていたつもりだったけど間違えてしまった問題というのは実は一番厄介です。
自分では理解できていると思っているので復習をおろそかにしがちです。
そのまま入試を迎えたら同じミスをしてしまうかもしれません。
練習(定期テスト)でできないことが本番(入試)できることはほとんどありません。
書く時間が足りなかった、問題を見間違えてたなど理由はいろいろあると思います。
どこが間違えてたいたのか、原因をしっかり見つけて早めに解決しておきましょう。
定期テストは点数を取ることも大事ですが、テストを返却された後が自分の力を伸ばすチャンスです。
自分の力で解きなおして間違いの理由を理解して、次のテストの準備をしていきましょう。