英語長文の対応方法 丁寧に訳さない なんとなく意味が分かればよい

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英語の長文が苦手という生徒は本当に多いです。

そこでいつも言うのは「長文は短文の集まり。大したことはない」ということです。

とはいっても、中学生からしてみると英語がズラ~っと出てくると見ただけで嫌になるのはわかります。

高校入試には必ず長文が出てきます。何とかして対応するしかありません。

そこで長文の解き方、考え方を伝えたいと思います。

丁寧に訳そうとしない 何となくわかればよい

長文の苦手な生徒に、「ここの文章、日本語にしてみて」というと、ものすごく丁寧に訳そうとします。

丁寧に訳さなくてよいです。

何となくでも意味が分かればよいのです。

わからない単語は適当に予想する

さらにわからない単語が出てくると、そこに意識が集中してしまうことがあります。

そういったときは適当に予想すればよいです。

もちろん単語を勉強し、すべての単語を把握することが望ましいです。しかし日本語の文章を読んでいてもわからない単語は出てきます。

そういったときには、前後の文章から「何となくこんな意味かな?」という感じで読んでいるか、無視して飛ばして読んでいると思います。

それでよいです。

繰り返しますが、ある程度何が書いてあれば理解できればよいです。

長文は慣れ ベストは1日1長文

長文は慣れだと思います。

まず少なくても、長文を見た瞬間に「ウワッ!」って思わないようになった方がよいです。そのためには日々、長文と向き合う必要があると思います。

ベストは1日1長文です。

長文の問題集を本屋で見つけるのもよいですし、今ならAIに作成してもらうでもよいと思います。

音読はアリ

ちなみにですが、長文を音読するのも勉強になります。

長文が得意になるというより、英語を勉強することに役立つと思います。

問題としてみたときに気にすること

英語の長文が何について書いてあるかを理解するのは、意訳でよいと思います。つまり何となく訳すでよいと思います。

ただ問題として解こうと思ったときには、以下のことを気にしてみるとよいと思います。

  • 主語、動詞
  • 現在、過去、未来
  • 肯定文、疑問文、否定文

私がよく生徒に英語を解くときには必ず気にしてほしい3つです。

これを気にするだけで、長文に対する問いに答えやすくなります。

自分を登場人物と置き換える

英語でも国語でもいえることですが、長文を解くときには自分を文章の中の登場人物にしてみるとよいと思います。

情景を思い浮かべると解きやすくなります。

実際に訳してみる

では実際に訳してみます。

今回AIに適当に文章を作成してもらいました。

あくまでも「私なら」です。

There was a small village in the mountains.
あったよね。小さい村が。山の中に。

The people in the village were kind and helped each other.
人々が、村の、は、新設、そして助け合っていた、お互いに。

One day, a traveler got lost in the village.
ある日、旅人が迷った、村で。

The people helped the traveler find his way.
人々は助けた、その旅人、見つける、彼の道

The traveler was happy and thanked them.
その旅人はハッピーだった、そして彼らの感謝した。

このような感じです。このような感じでも意味は分かると思います。

要するに

山の中に村があって、そこでは村人が助け合っていた。

ある日、旅人が道に迷っていた。

村人は旅人が道を見つけるのを手伝い、旅人は村人に感謝した。

ということだと思います。

こんな感じで全体の意味を把握できると、たとえば最後の「them」は何を指しますか?という問いがあったとしても「村人」と回答しやすくなるでしょう。

何となくでもよいのです。

そしてもし「village」という単語がわからなかったとしましょう。

それでも

小さな何かが山の中にあった。

ある日、旅人が何かで迷った。

といった感じで何となくでも訳せるのです。

単語は覚えたい

何となくでも訳せればよいのですが、その何となくを行うにしてもどうしても単語力は必要となります。

そのためどうしても地道な作業になってしまうかもしれませんが、単語は覚えたほうがよいでしょう。

単語の覚え方はいろいろありますが、英単語の効率的な覚え方 自分のスタイルがないなら試してみて英単語の効果的な覚え方 繰り返すことが大事あたりを参考にしてみてください。