中学英語の問題に「nowを付けた文章に書き換えなさい」や「thenを付けた文章に書き換えなさい」という問題を見ることがあります。
そういった問題が出てきたときには「now使うのなら現在進行形」、「thenを使うのなら過去進行形」というお決まりの形にすればよいです。
点数を取るためにお決まりのパターンを覚える
中学で勉強する英語は、テストの点数を取るための英語と割り切って考えることが多々あります。
そして今回の「進行形」に関してもそうです。
「now」や「then」を文章で使用するのであれば、「now使うのなら現在進行形」、「thenを使うのなら過去進行形」というお決まりのパターンとなります。
問題によるものですが、「now」や「then」を使わなくても進行形の文章にすることは可能です。
意外と進行形が苦手な生徒が多い
塾で教えていると、意外と進行形の形が苦手な生徒が多いです。
間違えで多いのは「進行形といえばing」と覚えている生徒が多いことです。
たとえば「あなたはテニスをしています。」を英語にするように言うと「You playing tennis.」としてしまう生徒がいます。
「ingを付ける」ということにどうしても意識が強く行ってしまうようなのです。
正解は「You are playing tennis.」となります。
「be動詞＋動詞＋ing」を使います。これは絶対です。
ちなみに少数派ですが、「You play tennis.」と答えてしまう生徒もいます。
そのときに「じゃぁ、あなたはテニスをしますは英語でなんて言うの？」というと止まってしまうのです。
丸暗記をする テストの点数を上げるため
「進行形になぜingを付けるの？」
と思う人もいるかもしれません。
「それはそういうもの」
と覚えてしまった方が楽です。
その疑問は、「なぜ比例の式はy=axなの？」といっているようなものです。おそらく数学に詳しい人であれば理由を説明できるかもしれませんが、問題を解く上でその理由を知る必要はありません。
結論として「テストで点数を取ることを目的」としているため、そのために必要なことを最小限のコストで身につけたほうが楽だと思います。
