英語の比較級は「(形・副)+er+than」か「more+(形・副)+than」 形容詞や副詞の長さで判別

富士市大渕の塾
富士市吉原の塾

通い放題・勉強し放題の学習塾
「STUDY BASE」

通い放題勉強し放題個別指導型直接指導
テスト対策放課後利用1時間150円~オンライン学習

– ある日の教室内の風景 –

中学2年生の1月から2月くらいに、英語で比較級最上級、そして原級を習います。

ここを苦手とする生徒がいるのですが、公式で覚えてしまうことをおススメしています。

今回は「比較級」について紹介したいと思います。

そもそも比較級とは「AかBのどちらかが何々だ・・・」と2つのものを比べるときに使う文法です。

2つのものを比べる、つまり比較する、よって比較級ということなのです。

そして結論から言うと比較級には2つの公式があります。

・(形・副)+er+than
・more+(形・副)+than

このどちらかを使えばよいのです。

比較級の公式は最上級の公式と一緒に覚える

比較級の公式を覚える際には、最上級の公式も一緒に覚えたほうが楽なので、両方の公式を記載しておきます。

比較級 最上級
短い形容詞・副詞 形・副+er+than the+形・副+est
長い形容詞・副詞 more+形・副+than the+most+形・副

比較級の文章を作るときには、「形容詞」「副詞」のどちらかが登場します。

ここからはあくまでも目安です。

使う形容詞や副詞の文字数が短ければ「形・副+er+than」を使います。

使う形容詞や副詞の文字数が長ければ「more+形・副+than」を使います。

もう一度言いますがこれは目安です。本来どちらに該当するのかは単語の長さというか「音節」というものが関係するようです。

ただ中学生レベルでそこまで詳しく覚える必要はないと思います。

学校で比較級を習ったときに出てきた形容詞や副詞を覚えておけば十分だと思います。

形容詞や副詞って何?

形容詞や副詞はどのようなものかを簡単に説明します。

  • 形容詞は名詞を修飾するものです。
  • 副詞は動詞を修飾するものです。

「修飾する」とは詳しくするということです。

たとえば「私はペンを持っている」「私は大きなペンを持っている」の2つでは、後者の方が詳しくわかりますよね。

  • I have a pen.
  • I have a big pen.

この場合は「pen」という名詞をさらに詳しくするために「big」という形容詞がついています。

同じように

「私は走る」「私は早く走る」の2つでも、後者の方が詳しくわかりますよね。

  • I run.
  • I run fast.

「run」という動詞の後ろに「fast」という副詞が付いています。

このような感じで、名詞や動詞を詳しくするのが形容詞であったり副詞であったりします。

そしてそれらが比較級や最上級で利用されるのです。

狙われやすい形容詞や副詞

比較級の問題として出題されやすい形容詞や副詞があります。

たとえば以下のような文章です。

  • He gets up earlier than me.

「earlier」のもともとの形は「early」です。「y」で終わっている英単語の後ろに何かを付ける場合には、「y」の前を見ます。

「y」の前は「l」ですよね。つまり「子音」です。(つまり母音であるa,i,u,e,o以外のもの)

そういった場合には「y」「i」に変化させる必要があります。

名詞や動詞に「s」「ed」を付けるときと同じです。

※earlyは形容詞でもあり副詞でもあります。

形容詞や副詞といった品詞を覚える必要はあるのか

比較級や最上級では、形容詞や副詞に手を加える文法です。

では「どれが形容詞でどれが副詞なのかを覚える必要はあるのか?」という点ですが、個人的な意見としてはそこまで重要ではないと考えています。

あくまでも中学英語レベルでいうと、定期テストや入試では学校で学習した形容詞や副詞の範囲くらいでしか出題されないためです。

長い形容詞や副詞の見極める必要はあるのか

比較級や最上級では、「文字数が長くなるとerやestを付ける」といった説明を受けたことがあるかもしれません。

確かにそれは目安としてはよいと思います。

実際には「音節」によって区別できるらしいです。音節が2つ以上の場合にはmoreやmostを使うというものです。

「音節?」

となるかと思います。それに関しても知識程度に知っていれば良いとは思いますが、知らなくても何とかなると思います。

実際英語を話している人も「今から話す単語の音節は3つだからmoreを使おう」なんて考えていないと思います。

よって学校で習った形容詞と副詞だけには注目しておいた方がよいでしょう。

話題のChatGptで英文を作ってみた

話題となっているChatGptを使って比較級の英文を作ってみました。

もしよかったら英語の練習に使ってみて下さい。

①The new car is faster than the old one.
②This book is more interesting than the previous one I read.
③She sings louder than anyone else in the choir.
④The city is busier today than it was yesterday.
⑤This movie is more thrilling than the last one we watched.

①新しい車は古い車より速い。
②この本は私が以前読んだ本よりも面白い。
③彼女は聖歌隊の誰よりも大きな声で歌います。
④今日の街は昨日よりもにぎやかです。
⑤この映画は、私たちが最後に見た映画よりもスリリングです。

復習 必ず公式は覚えよう

比較級の公式は以下の2つです。

・(形・副)+er+than
・more+(形・副)+than

少なからずこれだけは覚えておくようにしましょう。

富士市の英語塾 毎日通える塾だから英語力がつきやすい
富士市内には英語の塾が数多くあります。 それぞれには特徴がありますが、主に2つのタイプに分けられます。 英会話 受験英語 何を目的とするのかにもよりますが、中学生や高校生の多くが通うのは「受験英語を教えてくれる塾」となります。 理由は受験で...