勉強の満足度は人それぞれです。
1時間勉強したとして、
「たった1時間しか勉強していない」と考えるのか「1時間も勉強した」と考えるのかは、捉える人次第ということです。
勉強において「時間」というのは1つの要素です。正直長ければ長いほどよいです。
しかしいくら長くても「意識的に勉強しているのか」、それとも「作業的な勉強になってしまっているか」によって、結果は大きく違ってきます。
勉強時間(練習時間)が多いほど成績は上がりやすい
勉強時間が多ければ多いほど、習熟度は上がりやすいです。
スポーツで考えると合点がいくと思います。
テニスの練習を1週間で1日している場合と、1週間で5日間練習している場合であれば、後者の方が上手くなりやすいです。
勉強も同じで、勉強時間(練習時間)が多ければ多いほど、成績は上がりやすいです。
勉強内容も大事
勉強時間が長ければ長いほど、成績は上がりやすいのは確かです。
ただし、勉強の仕方にも注目するべきでしょう。
先ほどのテニスを例にしてみます。
- 1週間で1日練習しているが、自分の弱点を見つめ、弱点克服に向けた質の高い練習をしている。
- 1週間で5日練習しているが、なんとなくボールを打っているだけ。ミスをしてもなぜミスをしたのかを考えない。
こうなってくると、どちらの方がよいのか分からなくなります。
勉強でも似たようなことがあります。
たとえば書き取り。本来であれば漢字を覚える練習です。
覚えようという意識で間違った感じは何度も書いている生徒は、比較的覚えます。
しかし生徒の中には、ただお手本を書き写してしまう人もいます。つまり「書き写す作業をしているだけ」です。
そうなってくるとまるで漢字は覚えません。
1時間意識的に書き取りをしている生徒と、10時間意識せずに書き写しているだけの生徒だと、1時間の方が覚える可能性すらあります。
勉強には意識が大切
このように勉強するときには「意識」が必要となります。
ただし意識をしながら勉強できる生徒は意外と少ないです。
それよりも日々の宿題を何とかこなそうとする生徒の方が多いのではないでしょうか?
よって「宿題をしているのにもかかわらずテストで点数が上手く取れない・・・」という状況が生まれてしまうのです。
宿題提出のために答えを写す
宿題提出期限は決まっています。
その期限までに提出をしないと、内申点に影響が出てしまいやすいです。
そのため期限だけは守ろうと考え、答えを丸写ししてしまう生徒が中にはいます。
その後、まったく同じ問題を出しても解くことはできません。
理由は単純です。「写すという作業を行っただけだから」です。
問題の解き方を覚えたわけではないのです。
意識的な勉強方法がわからない
「意識的に勉強しろ!」
といっても、何それ?と思う生徒は多いです。
実は成績の良い生徒の多くは、知ってか知らずか意識的に問題に取り組んでいるケースが多いです。
そこで当塾としては、意識的に勉強をしてもらうために、勉強以外のことも伝えています。
- 弱点の発見
- 弱点克服の方法を教える
- 弱点克服をする理由を話す
- しっかり克服できているかさまざまな角度からチェック
このように道を示してあげることで、効率的に前に進めるようになります。
それに加え、何時間でも勉強できる環境のため、どんどん弱点が克服できるということにつながるのです。