中学生ともなると勉強が難しくなり、さらには高校への進学のためには受験する必要があります。
そのため富士市内の中学生の多くは、どこかしらの塾に在籍し勉強しています。
塾を選ぶ時の話ですが、どのようなことを気にしながら選んでいるのでしょうか?そして誰が選んでいるのでしょうか?
当塾は通い放題の塾です。学区外から通塾する生徒が多く、このあたりの話を聞いてみたため記事にしてみたいと思います。
生徒に聞いた 4つの塾の選び方
まず今までにいろいろな生徒と話をしてみて、以下のような理由で塾を選んでいました。
- 友だちが通っているから。
- 近いから。
- 自分に合っていそうだから。
- 親に行けと言われたから。
どれもよくありそうな理由です。
ここで考えてほしいのは、「何を目的として塾に通うのか?」ということです。
塾に通うタイミングはいつがよい?
少し話はそれますが、あくまでも塾講師としての意見ですが、塾に通うタイミングは早ければ早いほどよいと思います。
そのため志望校が決まっている状態で、成績がそのレベルに達していないということであれば、中学2年生くらいまでにはどこかしらの塾に通い始めてもよいかと思います。
中学3年生の場合、志望校が現在のレベルよりも高いということであれば、なるべく早く通塾した方がよいと思います。
夏を過ぎると教える側としてもきつくなる
夏以降になってしまうと、本人にとって勉強がかなり大変になるかと思うためです。
塾側としては志望校に合格してもらいたいと考えます。しかし志望校が現状のレベルよりあまりにもかけ離れてしまっていると、どうしても時間が足りないのです。
そう考えると、志望校に本気で合格したいと考えるのなら、せめて中学3年生のはじめには塾に来てもらいたいと思います。そして塾側が指示した内容はすべてこなしてもらいたいのです。
よく選ばないと塾に行っても効果はない
先ほど塾を選ぶ主な理由を4つ挙げました。
実はそれぞれの理由に、欠点があることをご存じでしょうか?
これを理解した状態で塾を選ばないと、定期テストで思ったような点数を取れないし、最終的には志望校を下のレベルに落とすことにつながってしまいます。
全員に当てはまるわけではありませんが、これまで経験した中での話をさせていただきます。
友だちが通っているから
友だちが通っていると、知っている人がいるという安心感があると思います。また通塾が楽しくもなると思います。これが勉強に対するモチベーションにつながるのであればよいかとは思います。
ただし塾で話してしまう機会が増えてしまいます。また塾に来ないでどこかに遊びに行ってしまうことも・・・。
さらにその友だちや他の塾生と勉強のレベルが同じくらいであればよいのですが、そうではない場合、自分に合ったレベルでの勉強をすることができなくなってしまいます。
近いから
最近では何かしらの塾が家の近くにあることでしょう。
しかし一言で塾といっても、どこも同じではありません。講師も違うし授業形態も違います。もちろん金額も異なります。
自分に合ったタイプの塾ではない場合、塾に通っているのに成績に反映されないということにつながってしまう可能性があります。
自分に合っていそうだから
複数回の体験を経た結果、自分に合っていそうと考えるのであればよいと思います。
- 講師の教え方が分かりやすい。
- 塾の雰囲気がよい。
- 静かに勉強できる。
など、なにかしら1つでも気に入ったことがあれば、それは自分にとって合っている塾なのかもしれません。
しかしこれは、入塾前の体験を何度かしないと分からなかったりします。
少ない体験回数、もしくは全く体験をしない状態で入塾してしまうのは危険です。さらにいろいろな塾の体験を経験した後であればわかりますが、そうではない場合、少ない体験回数で判断するのは難しいのです。
そもそもの話ですが、合っているかどうかの判断材料は数多くあります。それは生徒目線、保護者目線によっても異なります。
親に行けと言われたから
親に言われたという理由で塾に通ってくる生徒は意外と多くいます。
ここで考えてもらいたいことは、どこの塾でも良いというわけではないということです。
そして気を付けてもらいたいことは、子どもというのは親に言われると反発することがあるということです。結果として自分の意思に反して塾に通うと、勉強に対するモチベーションの維持が難しくなってしまったりします。
非常に難しいところではあるのですが、本来であれば自発的に勉強できるようになりたいところです。
塾代金と塾のレベルは比例しない
塾代金で塾を選ぶ人もいますが、塾の代金と塾のレベルは比例しません。
一般的な話となりますが、大手の塾ほど受講料金は高めに設定されています。固定費がかかるためです。もちろん中には小規模の塾でも受講料が高いところもあります。
大手と小規模の講師のレベルの違い
講師のレベルは塾の規模には比例しません。
イメージとして大手の方が成績上がりやすそうだし講師のレベルも高いと思われるかもしれません。しかしある大手の場合、講師の離職率がかなり高くなっています。
しかし講師がいなければ塾が成り立ちません。よって積極的に採用をしていくことになります。つまり経験年数の浅い講師がたくさんいることになります。
すると当然、講師の経験値は低いものとなってしまいます。
塾に通っただけでは成績は上がらない
当サイト内でよく言っていることですが、「塾に通っただけで成績が上がることはありません。」
よく考えればわかりそうなことではあるのですが、ここを勘違いしてしまっているケースはよくあります。
- 塾では勉強するが家ではしなくなる。
- 学校と同じ授業スタイルではなかなか身に付かない。
- 周りの生徒とのレベル差がある場合、満足な授業を受けられない。
- そもそも塾に通っている事実で安心してしまう。
塾では勉強するが家ではしなくなる。
塾に通っていることで安心してしまう生徒がいます。塾に行っているから勉強していると思ってしまうのです。
しかし試験を受けてみると、塾に通う前とあまり成績が変わらないということがよくあります。さまざまな理由が考えられるのですが、塾に行く前とトータルの勉強時間がほとんど変わっていないというケースがあるのです。
つまり塾で勉強しているため家ではしなくなってしまうのです。これでは塾に通っている意味がかなり薄れてしまいます。
学校と同じ授業スタイルではなかなか身に付かない。
塾には様々なタイプがあります。
基本的にはこの3つのタイプでしょう。講師の抱える人数が少なくなればなるほど、1時間当たりに支払う金額は高くなります。
学校と同じ集団授業で効果はあるのか?
学校の授業は集団授業です。そして多くの塾でも集団授業です。
学校の集団授業で分からなかったから塾に通うと思うのですが、塾でも同じ集団授業では、結局同じことを繰り返しているだけです。
1度目には分からなかったが、同じことを2度勉強すれば理解できるという生徒もいますが、なかなか難しいところです。
それであれば、塾に対して求めるのは「分からないところを個別に教えてもらうこと」の方が、成績を上げる面からすると効果的だと思います。
個別指導は効果的だと思うが・・・
集団授業に比べると個別指導は効果的だと思います。
ただし個別指導が何人のことを言っているのかにもよります。一般的には2人~3人程度で個別としているケースがあります。
一緒に勉強している生徒が同じ学年である場合があります。さらに同じくらいの学力であればよいとは思いますが、そうではない場合、他の生徒に時間を大量に咲かれてしまうことがあります。
結果1時間の授業で教えてもらったのは1問だけ・・・ということもある話です。
マンツーマン 講師の経験が左右される
マンツーマンの授業は講師と生徒が1対1であるため、成績を伸ばすためには最も効果的であるとは思います。
ただし1時間当たりの授業料が高くなり、さらには人件費の問題から学生のアルバイトが担当するケースがよくあります。学生のアルバイトでも指導力があればよいかとは思うのですが、どうしても経験の面からすると不安になります。
周りの生徒とのレベル差がある場合、満足な授業を受けられない。
教える側の話ですが、学校でも塾でも集団で授業を行う場合には、「その集団の真ん中のレベルより少し上」くらいの感じで教えます。
つまりその範囲外の生徒にとっては、満足のいかない授業、メリットの少ない授業となりがちです。
とくに教えるレベルよりも下の場合、何を話しているのかもわからなくなってしまうことも。結果的に塾に通っているのにまったく変化がないということにつながってしまうのです。
そのようなときには、自分にあったクラスを設置している塾を探した方がよいでしょう。もしくは少人数の塾でまず基礎学力を上げる必要があるでしょう。
そもそも塾に通っている事実で安心してしまう。
「塾に通う=成績が上がる」と思っている生徒がいます。
これは決してイコールではありません。成績が上がるチャンスが増えているのは間違いありません。しかしそのチャンスを活かしきれないことがあるのです。
冒頭でも述べたように「家で勉強をしなくなる」であったり「必死にならなくなってしまう」ということにつながってしまうことがあります。
塾に通って成績を上げる4つの方法
塾に通って成績を伸ばす方法を4つ紹介します。
もし成績を上げたいと考えているのなら、以下のことを意識してみるとよいでしょう。
- 家で宿題を済ませる。わからないところを塾で聞く。
- 家での勉強+塾での勉強にする。
- 塾でもらった宿題は必ずこなす。
- 大事と言われたことは覚える努力をする。
当たり前のように思えるかもしれませんが、意外と実行に移している生徒は少なく大変なことではあります。しかし楽して成績を上げる方法はないため、これらをこなす必要があるでしょう。
よく「楽してダイエット」「簡単に稼ぐ方法」といったものがあったりしますが、それらの実現は難しいということは誰にでも分かると思います。
周りの人を観察してみる
塾を選ぶときに参考とするのが「口コミ」でしょう。
口コミにもいろいろあり、直接知っている人から聞く場合と、インターネットの口コミとあります。
知り合いからの口コミは参考になる
知り合いからの口コミは比較的信頼性が高いといえます。
もちろん、人によって相性があるため絶対とはいえません。しかし耳を傾ける価値はあるかと思います。
インターネットの口コミは信頼性が低い
インターネットに掲載されている口コミは、かなり信頼性が低いです。なぜなら「やらせ」での書き込みをしているケースがあるためです。
さらに塾のホームページに掲載されている口コミに関しても、作りこまれた口コミを掲載しているケースがあります。
もちろん本当のことを書いているケースもあります。
そのためあくまでも参考程度にし、即入塾ではなく体験をしてみてから決めた方がよいでしょう。
当塾のシステムは成績を上げるのに適している
当塾のシステムは「通い放題+勉強し放題+質問し放題」です。
長い時間勉強することができるため、宿題もできますし、塾からの課題をこなす時間もあります。分からないことがあればその都度対応します。
長年教育に携わった経験から、成績を上げたい、勉強の習慣を身に付けたいという需要に対してはしっかりと応えられると考えています。
実際、複数の生徒の成績が上がっています。
弱点もある
当塾のシステムにも弱点はあります。それは「通い放題」という点です。
いつでも通うことができる反面、来なくてもよいということです。
「〇曜日の〇時から塾がある」
このように決められていれば、通いやすい人もいることでしょう。
いつでも行けると考えると、行かなくなってしまう生徒もいるものです。
自分の塾の日を決めている生徒が多い
当塾の生徒の多くは、自分なりに塾に行く日、そして勉強時間を決めているケースが多いです。
また試験が近くなったり、難しい分野になると通塾回数を増やす生徒もいます。
一方、学校行事で1週間忙しいという生徒は、1週間休み、次の週から取り戻すかのように、毎日通塾するケースもあります。
自由である分、怠けてしまうこともできますが、成績を上げたいと考える生徒にとっては非常に有意義なシステムだと思っています。
塾選びで迷っているなら当塾の体験に!
富士市、そして富士宮市で塾選びで迷っているのなら、是非一度、当塾の体験に来てみてはいかがでしょうか。
一般的な塾であれば、基本的には形態が似ているため比較するのも難しいと思います。
しかし当塾の場合、「授業がなく通い放題+勉強し放題+質問し放題」といった、他の塾とは全く異なったシステムです。そのため自分に合っているかどうかを比較しやすいかと思います。
現在は「1週間の無料体験」を行っていますので、ぜひ検討してみてください。