中学2年生がちょうど今、過去進行形の勉強をしています。
そこで
「進行形といえば?」
このように質問すると
「ing」
と答えた生徒がいました。実はそのような生徒はこれまでにもたくさんいました。そしてこのように答えた生徒の多くは、大抵誤った回答を出してしまいます。
そこで今回は「進行形」に関するお話をしたいと思います。
進行形にingは確かに使う けど
現在進行形でも過去進行形でも、英語で文章を作るときには確かに「ing」と使います。
しかし「ing」だけを使ってしまうと、不正解になってしまいます。
結論から言うと、進行形の文章を作るときには「ing」と「be動詞」を使わなければなりません。
この「be動詞」を忘れてしまい、誤った回答にしてしまうのです。
be動詞と一般動詞は一緒には使わないのは基本だが進行形は例外
英語においてbe動詞と一般動詞を一緒に使わないのは基本です。
「一文の中に動詞は1つ」
と言う意識が強いからか、それとも「ing」のイメージが強いからか、はたまた「be動詞」の存在が弱く感じられるためか、進行形の文章を作成するときに「ing」だけを使ってしまう生徒は多いです。
まさに「進行形といったら?」の質問に対し「ing」という答えとなるように。
進行形は例外と考える
進行形の文章の場合、「be動詞」と「動詞+ing」は一緒に追加います。
なぜ?と言われてもそういった決まりになっているので、そこは理解する必要はありません。言語学者になりたい人は調べてください。
これは現在進行形でも過去進行形でも同じことが言えます。
be動詞と一般動詞を一緒に使う形は中学では2つ
基本的に英文に「be動詞」と「一般動詞」は一緒には使えません。
しかし「一般動詞」に少し手を加えることで、一緒に使えるようになります。そういった内容が中学校英語では2箇所あります。
それが「進行形」と「受け身」の分野です。
それ以外のところは「be動詞と一般動詞は一緒には使えない」と思っておくと良いでしょう。