英語の問題は「主語」と「動詞」に気をつけろ!まずは常に意識すること

富士市大渕の塾
富士市吉原の塾
学校の水道の画像 指導報告

英語の問題を解くときには、「主語」「動詞」に気をつけるようにしてください。

まず「主語」ですが、どのグループに属しているのかを判断するところからはじめましょう。

次に「動詞」ですが、「be動詞」なのか「一般動詞」なのか、そして「時制は何か」をまず意識してみるとよいでしょう。

英語の問題を解くときには当たり前に気をつけなければならないことなのですが、意外と軽視してしまうことがあります。

意識しながら問題を解くのは非常に面倒なことです。しかししばらく続けていると、無意識で適切な判断をすることができます。その状態になるまでにどうしても時間がかかりますが、その状態になるまでは意識し続けるとよいでしょう。

夏の期間中に復習のプリントを配布

当塾では夏休み期間中、いろいろなプリントを配布しています。

その中に英語の復習問題があります。

とくに学力調査を夏休み明けに控えている中学3年生に向けては、「中学1年生と2年生の範囲」の復習プリントを配布しました。

当塾の性質上、自由度が高いため必ず取り組まなければならないわけではありません。しかし多くの生徒は、配布されたプリントを解いていました。

数名の答え合わせをしたのですが、頭の中がゴチャゴチャになってしまっている生徒がいました。

よくある話 頭の中を整理整頓

頭の中がゴチャゴチャになってしまうことは、英語においてはよくあることです。

よく例え話として「頭という箱の中に、知識をどんどん入れている。そして箱を思いっきり振って散らかっている状態」といった表現をすることがあります。

つまり正解を導き出すだけの知識量は意外とあります。ところが整理整頓できていないため、どのような状態のときに何を使うのかを適切に判断できない状態となっているケースがあるのです。

そこで私は英語を解く際には、まず3つに気をつけた方がよいと指導をします。

  • 「主語」は何か。「動詞」は何か。
  • 肯定文、疑問文、否定文のうち、どれか。
  • 現在、過去、未来のどれか

この中でもとくに基礎的なことが「主語」「動詞」だと思っています。

英語の主語は「4種類」しかない 英語の主語はグループ分けすることが大事でも説明していますが、英語の主語は4つのグループに分けられます。

そしてこれから解こうと思っている問題が、どのグループに属している主語であるのかを常に判断するようにしましょう。

とくに気をつけたいのは「三人称の主語」です。私は「その他のグループ」と表現しています。

学校でも三人称がなんとか、三単現がなんとかと学習をしているはずなのですが、いまいちイメージができていないようです。

そのため私は、「I、you、複数以外の主語がすべてその他、つまり三人称」といった説明をしています。

「現在」のときのみ気をつける三単現の「s」

主語が三人称である時によくミスを見かけることがあります。

つまり「三単現のs」が付いていないことがあるのです。

三単現とは「三人称単数現在」のことです。つまり「三単現のs」とは「現在の文章だけに適応される」のです。

それ以外では出てきません。

そう考えると少しは楽になるのではないでしょうか。

基礎を理論的に理解する

どの勉強でも言えることですが、大事なのは「基礎」です。

中学校1年生の内容は非常に大切です。英語につまづいている生徒の多くは、大抵1年生のどこかしらの部分が理解できていないことがあります。

問題を解けたとしても、なぜその答えになるのかを言語化して説明できるようになると良いでしょう。

勉強の基本はインプットです。しかしアウトプットできるようになるとさらに理解力が増します。

逆にいうと、理解していないとアウトプットできません。

理解するということは頭の中で整理整頓できているということです。

自発的に質問できるようになるとよい

当塾は通い放題、勉強し放題の塾です。そして特定の授業を設けていません。

生徒が自習しているところに講師がいるといったシステムです。

そのため自ら質問できる生徒の方がどうしても得をします。質問が苦手な生徒に対しては講師の方から声をかけるようにはしますが、やはり自発的に質問をしてくる生徒に比べると損をしてしまいます。

そのため、少しずつでもよいので質問できるようになるとよいでしょう。

また間違ったところは「ケアレスミス」と自己判断せず、同じような問題を求めてこれるようになるとよいと思います。

まだ夏休みは学校の授業が止まっており、これまでの学習内容を復習するにはとてもよい時間です。

ぜひ1つ前、2つ前の学年で学習した内容を復習してみてください。