富士・富士宮では10月に学校独自のテスト、もしくは業者テストが行われます。
教科によりテスト範囲が部分的な場合と、全体である場合があります。
たとえば富士市内のある中学の英語のテストは、unit3とunit4がテスト範囲となります。
この範囲で覚えておきたいことは以下の文法が中心となります。
- 「It is 形容詞 for 人 to 動詞」
- 「主語 want 人 to 動詞」
- 「主語 want to 動詞」
これらの形をまず覚えてしまいます。理屈ではなく「こういったもの」で覚えてしまった方が早いかもしれません。
「It is 形容詞 for 人 to 動詞」
It is difficult for me to study English.
(英語を勉強することは私にとって難しい)
これは分解して理解することができます。というより分解した方が理解しやすくなるかと思います。
「It is difficult」 「for me」 「to study」 「English」.
(難しいよね 私にとって 勉強すること 英語)
このような感じで分解します。英語を理解するためには、「塊」で考えることが重要だと思います。
本来であればきれいな日本語の形にしたいところです。しかしあまりにも形にこだわりすぎてミスをしてしまう生徒をよく見てきました。
なんとなく意味が分かればとりあえず良しとするという考え方で良いと思います。
(難しい 私にとって 勉強すること 英語)
つまり
(難しいよね 私にとっては 勉強することが 英語のね)
となります。それを自然な日本語にしていくと
(私にとって英語を勉強することは難しい)
となるわけです。この辺りは日本語能力がどうしても必要となってきます。
これ、私が英語を話しているときには以下のような感じで理解しています。
「It is difficult」 (難しいんだな)
「for me」(自分にとってね)
「to study」(勉強することがね)
「English」.(英語のね)
そもそも日本語と英語は文章の構造が違うため、日本語的な感覚で捉えると逆に難しくなってしまうかもしれません。
つまり都度、きれいな日本語に自分の中では変換はしていないのです。
「主語 want 人 to 動詞」 主語 want to 動詞」
「主語 want 人 to 動詞」
「主語 want to 動詞」
この形は中学生が迷いやすいところだと思います。非常に似た文章となるためです。
考え方は単純です。
「主語 want 人 to 動詞」である場合、「人(相手)」にしてもらいたいことを表現している文章となります。
「主語 want to 動詞」である場合、「主語」がしたいことを表現している文章となります。
-
私はあなたに勉強してもらいたい。 ⇒ I want you to study.
私は勉強したい。 ⇒ I want to study.
過去形になると
-
私はあなたに勉強してもらいたかった。 ⇒ I wanted you to study.
私は勉強したかった。 ⇒ I wanted to study.
このような感じとなります。
重要なこと・伝えたいことは文章のはじめの方に配置
英語は重要な言葉をなるべく文章の先頭に出す言語です。
主語と動詞は文章としては大事であるためはじめに出すとして、その次に重要なことをそれらの後に置きます。
今回の場合であれば「人」なのか「動詞」なのかです。
そのため優先度が高い単語ほど前にあると考えるとよいかもしれません。
公式的に文法を覚えてしまうことが近道
結論として、中学英語においては英語の文法は数学の公式的のように覚えれば、ある程度の点数を取ることはできます。
そのため、「It is 形容詞 for 人 to 動詞」 、「主語 want 人 to 動詞」、「主語 want to 動詞」の形でまず覚えてしまうことが楽だと思います。
そして、まずは類似問題を解いていきます。次に自分で英作文ができるように練習していきます。
そうすることで、ある程度の理解は深まるかと思います。