静岡県で高校受験を行うのであれば、内申点が非常に重要な要素となります。
ところが内申点はすぐには上げることができません。
中学3年生になった段階で何とか対策をし始めないと、なかなか思ったような数字を獲得することは難しいのです。
しかしそのことはあまり知られておらず、受験の時期に内申点が足りず悔しい思いをする生徒は多いです。
当塾では、内申点の上げ方を生徒に伝えています。
前年度(2023年度)は、内申点を大きく上げた生徒が何人もいました。その中には内申点45(オール5)を達成した生徒も。
結果として多くの生徒がかなり余裕をもって高校受験に臨むことができました。
せめて中学3年生から対策しはじめたい
内申点を上げることは、静岡県内の高校受験を行う生徒にとっては非常に重要なことです。
たとえば富士東高校を例にしてみます。
年度によっても違いますが、大まかにいうと内申点が35、入試の点数160点以上であれば何とか滑り込みで合格できるかと思います。(150点前後でも合格できたことはありますが、かなりギリギリです・・・。)
しかし内申点が30の生徒が富士東高校に合格するとしたら、180点以上は少なくても必要となってくることでしょう。180点でもきついかもしれません。そして中学校の先生には基本的には受験を止められると思います。
入試の点数で20点の違いというのはかなり大きいです。
あくまでも大まかな数字ではありますが、例年大体このくらいです。
このように内申点は静岡県内での高校受験をする上では非常に重要となってくるのです。
内申点35を取るということはオール4弱
内申点で35を取るということは、全科目4は必要となってきます。
主要科目はもちろん、技能教科でもです。
1回のテストで成績は付かない
内申点は1回のテストでは基本的には付きません。
またテストの点数だけで付くものではありません。
これを意外と知らない人がいるようです。
内申点の急上昇はなかなか見たことはない
たとえば中学2年生で内申点がオール3、合計27の生徒がいたとします。
それを中学3年生のはじめの成績表でオール5にすることは、ほぼ不可能かと思います。ほぼ不可能というのは今まで見たことがないためです。
どんなによい成績を取ったとしても、厳しいかと思います。
ただし中学3年生の冬までずっとよい成績を取り続けていたら、オール5を獲得するのも可能でしょう。
同じように、中学3年生までの夏までオール3の生徒がいたとします。
夏休みに目覚め、ものすごく勉強をし実力を身に付けたとします。
では最終的な内申点がオール5を取れるかというと、難しいでしょう。オール4は可能だと思います。ただしかなりの努力は必要です。
内申点を上げるためには時間が必要
内申点を上げるコツの1つは「時間」です。
内申点は急に上げたいと思っても上がりません。
上げるための方法がいくつかありますが、時間が必要となります。
そのためには狙う内申点であったり、狙う高校にもよりますが、中学3年生の6月~7月には適切な対策を取り始める必要があるでしょう。
内申点の上げ方を伝えている
内申点の上げ方はいくつもあり、当塾ではそれを塾生や保護者に伝えています。
「そんなこと知らなかった」
といわれることがよくあり、あまり知られていないのだと思います。
内申点を上げる方法はあります。ただしその方法は1つだけではなく複数あります。1つだけ対策したとしても大きな効果にはつながりにくいと思います。
このような方法を伝えるのも、塾の仕事だと思っています。