高校受験の「面接」で気を付けるべきこと 普通に面接すれば問題ない

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1月中旬から3月中旬あたりまで受験シーズンとなります。

多くの中学生がはじめての受験ということもあり、いろいろ心配していることもあるでしょう。

とくに「面接試験」に戸惑っている生徒が多いように感じます。

結論から言いますと「よほどのことがない限り大丈夫」です。普通に受け答えできれば問題ありません。

ただし「面接のみの試験」である場合には面接が重要視されるため、適切な対策が必要になるかと考えます。

普通の受け答えができれば問題ない

高校受験の面接に関してですが、普通に受け答えができれば問題ありません。

とはいっても心配する生徒は多くいます。

  • 名前をいうタイミングは?
  • 中学の出席番号いったほうがよいのか?
  • どのタイミングで椅子に座ったらよいのだろう?
  • 椅子に座っているとき、手や足はどのようにしたらよいのだろう?
  • 入退出の際にお辞儀は必要だろうか?

このような心配があるようです。

学校でも何回か面接練習を行っており、その際にこれらのことを指摘されるため余計になっているのだと思います。

結論として「学校で練習した通りにすれば大丈夫です」

そして「多少おかしなところがあっても大丈夫です」

そもそもですが、面接する側も生徒が緊張していることくらいわかっています。

そもそも面接入試ではない

そもそもですが、一般的な受験は面接試験ではありません。

つまり筆記試験+面接であり、面接だけが重視されるわけではないのです。

受験にはさまざまな種類があります。面接だけの入試もあります。そういった場合にはそれなりの対策は必要となるでしょう。

ところがそうではない場合には、面接はあくまでも試験の一部でありすべてではありません。

明らかにしてはならないこと

普通に受け答えができればよい面接ですが、明らかにしてはならないことはあります。

それは「普通以外のこと、常識から逸脱した言動・行為」です。

  • 椅子に座っているときに足を投げ出している
  • 聞かれたこと以外の回答をする
  • 質問されても何も話さない
  • 質問されたときに「は?」などといってしまう。
  • 面接官に対し「お前」や「ふざけんな」といった不適切発言をしてしまう。
  • 面接中に勝手に離席する。

上記したことが「それはおかしいよね」と思う考えを持っているのなら、心配する必要はないでしょう。

緊張しすぎるほうが問題

多かれ少なかれ緊張は誰でもします。そしてそれは面接官もわかっています。

緊張しているという理由で受験に落とすことはありません。

ただし緊張しすぎて、先ほど挙げた常識から逸脱する言動をしてしまう方が問題です。

そのためそんなに気にしないでください。普段と同じように大人と話すと思えばよいのです。

面接で失敗する方が難しい

これまで20年近く教育に携わってきました。

その中で、面接が原因で受験に失敗してしまったという話は私の周りでは1件もありません。

ただし噂で1件だけ聞いたことがあるレベルです。

常識から逸脱した行為

あくまでも噂ですが、面接というより試験以外のことが原因で受験に失敗したという例を紹介します。

一般的に私立であれば3科目、公立であれば5科目の試験があります。

試験の間には休憩時間があるのですが、その休憩時間に同じ学校の生徒とふざけていた生徒がいたようです。

どの程度のものかは知りませんが、その生徒(生徒たち?)は受験に失敗してしまったとのことでした。

ただこれは誰が見ても「?」な行為であることは間違いありません。

普段とは異なるシチュエーションのため気分が高まってしまう生徒もいることでしょう。それでも自分で「?」と思うような行為は避けたほうがよいと思います。

繰り返しますがあくまでも噂であり、私個人の周りでは聞いたことはありません。

面接では「普通」が一番

中学側が「その高校の受験は大丈夫」といっている時点で、最低限はクリアしています。

中学としても受験に失敗する生徒を出したくはありません。

そのため、受験する高校に必要な内申点を満たしており、普段の試験と同じような点数が取れれば問題ありません。

面接で多少失敗してしまったとしても大丈夫です。

ただし普段よりも著しく低い点数を取ってしまう、面接で常識から逸脱した言動を行ってしまうといった場合には、危険かもしれません。

緊張しすぎないことが大事

多少の緊張はよいのですが、緊張のし過ぎは予測不可能な事態を招きます。

そのため緊張する気持ちはわかりますが、普段と変わらない生活を受験まで送ってもらえればと思います。

心配なことがあったらいつでも相談に乗ります。