当塾のスタイルは、「自習+わからないところを聞く」といったものです。
自分で教材を持って来てもよいですし、当塾で採用している教材を使用しても構いません。
一般的な塾のように、塾側で用意している教材を基に指導を行うことが実は一番やりやすいのです。それは事前に予習をすることができるためです。
そして授業を受けている生徒からしてみても授業を受けた感があり、勉強をした感があるのです。
しかしそれが生徒の能力を最大限引き出す方法かというと疑問なのです。
生徒の能力はそれぞれ異なります。一斉授業を行ったところで、伝わり方はいろいろです。
本当に生徒の能力を上げたいのであれば、それぞれの生徒にカスタマイズした非道を行う方が効果は出ます。それはどの塾の先生に聞いても同意見だと思います。
ベテランだから臨機応変に対応可能
当塾のスタイルは、生徒に合わせて臨機応変に対応するものです。
臨機応変に対応することができるのは、これまでの経験があるからとしか言いようがありません。
シナリオを作ることができないから難しい
たとえば一斉授業を行う場合、教える側が授業の予習をすることができます。何曜日の何時に授業があると予めわかっているため、それまでに予習を行えばよいのです。
それにより、考えたシナリオ通りに授業を進めることができます。
極端な話にはなってしまいますが、講師の実力が多少低くても事前の予習を行ってさえいれば、なんとなく授業を行うことができてしまうのです。
もし生徒から予想外の質問があったとしても、授業の終わりの時間が決まっているため、そして授業の進行があるからといった理由で、受け流そうと思えばできてしまったりもします。
臨機応変の対応は実は難しい
当塾のスタイルは、講師が予習していないところを突然生徒が持ってきます。
それに即座に対応していくためには、それ相応の実力が必要となります。時間制限もないため、受け流すことはできません。
即座にポイントを判断する必要がある
たとえば何かしらの質問を受けたとします。
答え自体を言ってしまうのは簡単です。しかしそれでは生徒の能力を上げることはできません。模範解答を見て答えを書き写しているのと大差ないためです。
ベテランというのは、
- なぜその問題でつまずいたのか。
- どの部分が理解ができていないのか。
- どの説明方法であれば理解してもらえるのか。
- 本当に理解しているのか。
などを瞬時に判断します。
そして判断した結果、
- 間違ったところを克服するための良い勉強方法。
- 間違ったところを克服するための近い例題。
- 間違ったところを克服するための近い例題の作成。
- 間違ったときの話し方。声のトーン。
ありとあらゆる、その生徒に伝えるべき最良の方法を提供します。
これはなかなか難しいことであり、それを実現するためには講師の実力もさることながら、当塾のようなスタイルしかないと考えています。