静岡県では先日、中学1年生と中学2年生を対象に学力調査テストが行われました。
これまで勉強してきた範囲すべてが対象となるため、ある意味入試の練習ともいえます。
そのため定期テストで点数を獲得することも大事なのですが、学力調査テストで点数を獲得することも重要となってきます。
平均点は20点台前半
今回中学2年生の英語の平均点がかなり悪いようです。
20点台前半という学校が多いようです。ちなみにある噂では平均点が一桁の学校?クラス?もあったとのこと。(真偽は不明)
平均点が悪いという話だけを聞いており、当塾の生徒の点数は一部しかまだ知らないため、そして生徒の解答用紙を見ていないため何とも言えませんが、平均点が20点代前半というのは問題制作側も失敗だったかもしれません。
問題用紙だけは生徒から見せてもらったため、試しに解いてみることにしました。
その感想を簡単に紹介します。
確かに難しいけど無茶ではない 読解力が必要
結論からいうと、確かに少し難しかったです。
日本語で出題されても悩む生徒もいると思う
長文問題なのですが、もしあれが日本語出題されていたとしても理解ができない生徒がいるのでは?と思いました。
つまりある程度の読解力が必要だったと思います。
私も何度か読み返したほどです。読み返した結果、「多分これが答えだろう」は見つけられましたが、「完全にこれが答えだ」という感じでクリティカルな答えにはならなかったものもありました。
「そうとも捉えられるけど、こうとも捉えられる」
という問題だったのです。
しかしそれ以外はとくに難しいということはありませんでした。
リスニングテストを除き15分程度で解くことはできました。
英作文も高難易度ではない
英作文も非常に難易度が高いというわけではありません。
ただ基本的な英語の文法をしっかりと理解していないと解けない、もしくはミスを犯してしまうと思いました。
平均点が低いことを安心しないでほしい
平均点が低いからといってそれで安心してはいけません。
確かに今回の問題は少し難しめではありました。
しかし塾生の中でも一部の生徒の点数は知っていますが、しっかり8割以上を取ってきています。
私個人の見解でも、難易度が多少高めではありますが、そのほかの問題で点数を獲得することができれば7割~8割は全然取ることができる内容だと思います。
つまり英文法をある程度理解している生徒と、そうではない生徒の間に大きな隔たりができてしまったテストかもしれません。
受験は競争
受験は競争です。
周りと同じくらいのレベルだからよい・・・というわけにはいきません。
「私よりもっと低い点数の生徒はいる」
毎年よく聞く言葉です。
しかしその子と同じ学校を狙っているのでしょうか?
少し話は変わって
「周りの子は全然勉強していない」
一日中、周りのこの行動を見ているのでしょうか?
受験は競争です。問題は自分が行きたいと思っている学校のレベルに、自分のレベルを持って行けるかどうかが問題となります。
単語を覚えるのは基本中の基本
英語が苦手な生徒は多いです。
それは当サイト内でも何回も触れていますが単語を覚えるのが大変だからです。
単語は何としてでも覚える必要があります。
基本的に当塾は勉強する内容は自由なのですが、塾に来たら数学の計算問題と単語を覚えることを推奨しています。そしてしっかりと取り組んでいる生徒はそれなりの結果を残しています。