【2025年(令和7年度)】静岡県公立高等学校 定員発表 (富士・富士宮編)

富士市大渕の塾
富士市吉原の塾

令和6年11月6日に、令和7年度(2025年度)の静岡県公立高校における募集定員が静岡県教育委員会により発表されました。

富士、富士宮地区においては「富士高校の普通科」が1クラス減少ということになりました。

去年は富士東高校、吉原高校、富士宮東高校が同じように1クラス減少となりました。

参照 令和7年度静岡県公立高等学校生徒募集計画及び募集定員に対する学校裁量枠の選抜割合(選抜段階)について 令和6年11月6日

 

これにより、去年と同様考え方を変えていく必要が出てきました。

2025年 静岡県公立高校(富士市・富士宮市)定員数

以下は、2024年11月6日に静岡県教育委員会から発表された定員数と、前年度の定員数を横並びにした表です。

学校名 科名 R7募集定員 R6募集定員
吉原 普通 120 120
国際 40 40
吉原工業 機械工学 160 160
ロボット工学
電気情報工学
理数科学
富士 普通 200 240
理数 40 40
富士東 普通 160 160
富士宮東 普通 120 120
福祉 40 40
富士宮北 普通 120 120
商業 80 80
富士宮西 普通 160 160
富岳館 総合 200 200
富士市立 ビジネス探求 80 80
スポーツ探求 40 40
総合探求 120 120

富士高校の普通科の定員が1クラス分(40人)減少していることがわかります。

それ以外の高校の定員に変化はありません。

これまでの考え方を変える必要があるかもしれない

去年に引き続き、今年も1クラス減少した高校が出てきました。

そのためこれまでの考え方を塾としては変更していく必要があります。

これまでの考え方とこれからの予想

富士高校に合格するためには、普通科であれば入試で190点以上、内申点であれば37以上を目指したいと考えていました。

富士東高校に合格するためには、入試で160点以上、内申点であれば33以上を目指したいと考えていました。

ところが2024年には富士東高校が1クラス減少、2025年には富士高校が1クラス減少。

私立人気が高まっており成績上位の生徒が私立を第一希望にしているとはいえ、これまでの公立高校の最低ラインを少し上げる必要が出てくると考えています。

クラス減少による倍率の変化

クラス数が1クラス減少することで、倍率に影響してきます。

実際2024年度、富士東高校は1クラス減少しました。

たとえば2023年度の倍率は1.01倍でした。ところがクラスが減少した2024年の倍率は1.21倍と上がりました。

これは自然な現象であると思います。

このようなこともあり以下が目安になるかと思います。

富士高校であれば安全圏としては200点以上、内申点は40前後は欲しいかと思います。

富士東高校であれば安全圏は170点以上、内申点であれば35以上は欲しいかと思います。

あくまでも目安であり予想でもあります。

安全圏内でなくても合格の可能性はある

安全圏内でより少ししたくらいであっても合格できる可能性はあります。

ただし勝負となってしまいます。

前提として内申点は今回示したくらいの数字は欲しいです。そもそもですが、内申点が足りていない状況の場合、学校側に受験を止められると思います。

また入試の点数についてですが、あくまでも安全圏内の点数を示しています。このくらいの点数であれば大丈夫かな?くらいの目安です。

もし当日、苦手な問題が出てしまったり、体調が悪くなってしまうということもあります。それでも学力調査テストでこのくらいの点数を取っていたり、普段塾で見ている感じで行けそうと感じるかどうかがカギとなります。

参照 【最終版】【2024年(令和6年度)】静岡県公立高等学校倍率 (富士・富士宮編)

参照 【最終版】【2023年(令和5年度)】静岡県公立高等学校倍率 (富士・富士宮編)

 
 

定期テストの点数では見ない方がよい 内申点を取るためには定期テスト

塾の生徒には話していますが、定期テストの点数と学力調査テストの点数は質が違います。

当サイト内で目安としている点数は学力調査テストの点数です。なぜなら入試に似ているためです。

定期テストは短期的に勉強をすればある程度点数が取れてしまいます。しかし短期的な勉強は忘れるのも早く、学力調査テストや入試のような「まとめのテスト」で点数がそれほど取れないということはよくある話です。

ただし内申点を高める重要な要素が定期テストでもあります。

そのためどちらにも対応していく必要があります。

定期テストと学力調査テスト・入試の両方に対応

当塾の場合、定期テストと学力調査テスト・入試の両方に対応していると考えます。

たとえば英語や数学の場合は積み重ね科目とされています。

定期テストの前であれば定期テストの範囲を集中的に取り組みますが、それ以外のときは次回の定期テストの内容の勉強もしますが、それまでの既存の学習内容にもよく取り組んでいます。

そのためたとえば英語であれば、一人の中学3年生は中1の単語を復習していて、その隣の中学3年生は中学2年生の文法(不定詞)の復習をしている・・・ということはよく目にする光景です。

つまり同じ学年だったとしても、全員が同じ学習をしていることは少なく、苦手なところ、覚えるべきところを勉強しているケースがほとんどです。

そうすることにより、学力調査テストや入試の対策を少しずつ進めているのです。この姿を見ていれば、去年や今年のように高校のクラスが減少したとしても、どの高校に行けそうなのかどうかといったアドバイスができるのです。

これから情報を収集していく

今回定員が発表されました。

学校でテストの成績が上位10%~20%人たちは厳しい戦いになってくる可能性があります。

今後高校入試に関する情報が出るたびに当サイト内で発表していきたいと思います。