当塾調べですが、自習室だけを使える塾を富士市や富士宮市で見つけることはできませんでした。
そもそも自習室は、塾のオプション的な存在であるためです。空き教室があり使わないともったいないから開放するといったものです。
しかし当塾の場合、自習室をメインとしています。
「いつでも利用できる自習室」のような仕組みとなっています。
質問がなければ黙々と勉強することもできますし、わからないところが出たら質問することができます。
オンラインでも自習空間を開放しており、「勉強するときはつなぐ!」という生徒もいます。
オンラインであるため、静岡県外の生徒も参加しています。
忘れてはいけない!塾は営利団体
塾というのは営利団体です。利益を上げることで成り立っています。
利益を上げるためには生徒を集める必要があります。少しでも他の塾との差別化を図る必要があります。そのための1つの方法として自習室を設置することがあります。
つまりあくまでも自習室というのは、塾生を確保するための手段の1つでありメインではないのが一般的なのです。
塾生以外のことは二の次
勉強というものは自主勉強、つまり演習がとても大切になってきます。知識を定着させるためです。
その演習場所として塾の教室を開放したりすることもあります。
しかしそれはすべて、塾生の成績を上げるため、そしてその先の塾の利益を上げるためです。
塾生の成績のための自習室であり、塾生の成績を上げることに関心はあります。しかし少し冷たい言い方になってしまうかもしれませんが、塾生以外の生徒の成績は二の次なのです。
なぜなら利益にならないためです。
よって塾に対して利益をもたらしてくれない人に対して、自習室というサービスを提供することはないのです。
管理費が必要となる 収益は必要
生徒が集まるということは、その場には管理する人が必要となります。
もし自習室を誰にでも開放した場合、その管理する人の人件費は誰が出すことになるのでしょうか?当然塾側です。
では管理をする人の人件費を出したくないということで、管理人を付けないとしましょう。
万が一、生徒に何かしらのトラブルが発生した場合、塾の責任問題になってしまいます。
いくらお金を取っていないからといっても、塾の施設の中で起こったトラブルは、その施設の責任となることでしょう。
以上のようなこともあり、自習室を誰に対しても無制限に開放することは通常考えられません。
塾の自習室だけを使う 教えてもらわなくてもよい
少し考え方を変えてみましょう。
少数派の需要かもしれませんが、「塾の自習室だけを使いたい、自分で勉強するから教えてもらわなくてもよい。」という意見もあるかもしれません。
当塾に照らし合わせてみたいと思います。
それはかなり難しいくなります。
つまり塾の中、教えてよい生徒とそうではない生徒が混在するということになります。
そしてある生徒は教えてもらうからお金を払っている、ある生徒は教えてもらわないからお金を払っていないという状態となるわけです。
塾側としては「この生徒は教えてもよい。この生徒は教えちゃダメ。」と生徒によって判断していかなければならないためです。
当塾の考え方として、生徒に対しては誰にでも平等に接したいと考えています。
そのため、その場で悩みを抱えている生徒がいたら放っておけなくなってしまいます。そして万が一少しでも教えてしまったら、お金を払っている生徒に申し訳なくなってしまいます。
このようなこともあり、自習がメインのスタイルの当塾でさえ、自習室を無料で誰にでも開放することは難しくなってしまうのです。
そもそも自習だけで成果は上げにくい
勉強において反復練習となる演習は非常に重要です。
学校や塾で教えてもらうことも大切ですが、教えてもらったことを定着させる作業が非常に重要なのです。
では「ただ長い時間勉強していれば成果が出るのか?」
というと、そういうことでもありません。
「勉強時間はたくさん確保しているのに、なかなか成績が上がらない」
これまでの経験上、このような悩みを持つ生徒は非常に多いです。
これは一言でいうと「勉強の仕方が悪い」のです。
考え方、捉え方などが悪いと、長い時間勉強しても、思ったような効果が出ないことは良くある話です。
しかしそこで一言二言アドバイスをすることで、大きく理解が深まるということはよくあるのです。
だからこそ、単純に自習室で勉強すればよいということではなく、わからないことを教えてもらえるチャンスはあったほうがよいのです。
まとめ
自習室だけを使えるような塾は一般的にはないと思います。
一般の塾ではあくまでも自習室は塾生のためのサービスであるためです。
しかし極めてそれに近い形態をとっている塾はあります。それが当塾「STUDY BASE」です。
当塾の場合、自習がメインの塾であるため、教えてもらいたいときに教えてもらうことができます。
逆にいうと、教えてもらわなくてもよいと伝えてもらえれば、積極的に声をかけることはありません。
それは生徒次第です。
ただ先ほどもお話ししたように、勉強はただ長い時間すればよいというわけではありません。やり方が重要です。
もし問題に躓いてしまった場合、すぐに聞ける講師がいるような当塾は、自習を求める生徒にとっては有意義な空間であると考えます。