夏休み明けのテスト対策 内申点に大きく影響する

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富士市内の一部の中学校では、夏休み明けにすぐに定期テストがあります。そしてその後、学力調査テストがあります。

学力調査テストの対策に重きを置いているケースがありますが、それよりも定期テストに注力したほうがよいでしょう。

なぜなら内申点に影響するためです。

高校入試に大きな影響のある内申点

静岡県の入試においては、内申点が大きく影響します。

「静岡県の高校受験は内申点が超重要!内申点はすぐには上がらないから早めの対策を!」でも触れましたが、各高校には基準となる内申点があります。それをクリアしている状態であれば余程入試でミスをしない限り合格することでしょう。

しかし基準を満たしていない場合、一定の点数よりもかなり高い点数を取らなければ合格しにくいのです。

富士東高校を例とする

たとえば富士東高校の場合です。あくまでも目安です。

内申点が35ほどある生徒であれば、入試で160点以上で合格は可能かと思います。1クラス減る前ではもう少し低い点数で合格した人もいます。

とはいえギリギリは非常に怖いため、160点以上は点数が取れる実力は欲しいです。

一方、内申点がたとえば30であり、富士東高校を受験するとなると180点以上は少なくても必要となってくることでしょう。そもそもですが、学校側で止められると思います。

止められますが受験することは可能です。

最終的な内申点まで時間がない

よって少しでも受験を有利に進めるためには内申点は大切なわけですが、夏休み明けの定期テストが内申点の対象テストとなります。その結果で10月あたりに内申点が出ます。

そしてその次に出る内申点が高校へ送る内申点となります。仮内申ということで、12月の面談の際に知らされると思います。

経験上、仮内申で出た数字が最終的な内申点となります。

つまり10月から12月まで、たった2ヵ月しかありません。その2ヶ月の間に一気に内申点を上げるのは時間が足りず(内申を付ける側に素材が少ない)かなり難しいのです。

そのため、もし受験する高校のための内申点が足りないというのであれば、夏休み明けのテストで内申点を上げられるように点数を伸ばすしかありません。

何をゴールとするのか、そしてそれに対し何に力を入れたほうがよいのかを考えてみるとよいでしょう。