富士市・富士宮市の中学生必見!クラス平均点より大切なこと【2025年高校入試】

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クラスの平均点を気にしすぎていませんか?

定期テストが終わると、学校では各教科の学年平均点やクラスの平均点が発表されます。

「クラスで平均以上だから大丈夫」と安心している中学生の方、ちょっと待ってください。

実は、クラスや学校の平均点はあまり意味がありません。

なぜなら、高校入試で戦う相手は、あなたのクラスメイトや同じ学校の同級生ではないからです。

本当のライバルは「富士市・富士宮市の全中学3年生」

富士市・富士宮市の高校入試の現実

富士市と富士宮市で高校入試を受ける場合、あなたのライバルは両市の全中学3年生です。この事実にピンと来ていない生徒は意外と多いのです。

重要なポイントは以下の2点です。

  • 学校の平均点は、あくまでもその学校だけの平均点
  • 中学校によって学力レベルに差がある

そのため、「定期テストでは平均点を取れているのに、学力調査テストでは平均点にも届かなかった」という話や、その逆のケースがよく起こります。

【2025年最新】富士市・富士宮市の高校入試データ

中学生の人数と公立高校の定員

実際の数字で見てみましょう

富士市・富士宮市の中学生数(1学年あたり): 約3,400人
公立高校の定員(合計): 1,680人

主要な公立高校の定員は以下の通りです。

  • 富士高校: 240人
  • 富士東高校: 160人
  • 富士市立高校: 240人
  • 吉原高校: 160人
  • 吉原工業: 160人
  • 富士宮東高校: 160人
  • 富士宮北高校: 200人
  • 富士宮西高校: 160人
  • 富岳館: 200人

公立高校に進学するための目安

上記の数字から分かることとして、もし公立高校に進学を希望するなら、最低でも学年の上位50%(約1,700位以内)に入る必要があるということです。

ただし、近年は私立高校も人気が高まっており、単願で進学する生徒も増えているため、もう少し余裕はあるかもしれません。

富士高校・富士東高校を目指すなら

あくまでも目安となります。そしてあくまでも公立高校に進学したい場合の話です。

学年順位の目安

  • 富士高校志望: 学年上位10%以内
  • 富士東高校志望: 学年上位20%以内

せめてこの数字の中には入っていたいところです。

クラス順位で考えると

最近は1クラス30人前後が標準です。学年順位よりもクラス順位の方がイメージしやすいでしょう。

  • 富士高校: クラスで3位以内
  • 富士東高校: クラスで6位以内

あの子がライバル

富士高校や富士東高校を目指す生徒に、私たちはこう尋ねます。

「クラスでいつも勉強している生徒っていない?」

どの学校でも、誰かしらの名前が挙がってきます。

「その子があなたのライバルだよ。」

この言葉で、多くの生徒が現実を実感します。

学力調査テスト(学調)と模試の重要性

学校の平均点が当てにならない理由

定期テストの平均点だけでは、富士市・富士宮市全体での自分の位置が分かりません。

学力調査テストのような、多くの生徒が参加するテストこそ、本当の実力を知る機会です。

学調の目安点数

参考までに、各高校の学調目安点数。

  • 富士高校: 200点以上(230点以上が安全圏)
  • 富士東高校: 180点前後
  • 富士市立高校(総合探究科): 110~115点
  • 富士市立高校(その他学科): 100~105点

模試の活用を

学校以外で実施される模試も積極的に受験しましょう。母数が多いテストほど、正確な自分の位置が分かります。

現状を理解できていない生徒が多い

塾からのリアルな話

生徒によく以下のような話もします。

「この高校に進学するためには、このくらいの点数が必要。そのためには、ここを覚えて、このくらいの勉強量が必要だよ。」

この話が伝わる生徒と、伝わらない生徒がいます。

行動する生徒としない生徒

話が伝わり、本気で目標達成したいと思う生徒は、よく考え、そして行動を起こします。

しかし、伝わらない生徒は行動を起こしません。起こしたとしても、ほんの少しだけです。

結果として、上手く話が伝わっていない生徒は当初希望していた進学先があったにもかかわらず、入試が近づくにつれてどんどんレベルを落としていく傾向にあります。

そして「勉強ができないから仕方がない」という自己肯定をする言葉を耳にします。そこに疑問を感じるのです。

「後悔がないくらい必死に勉強をしてみた?」・・・と。

勉強がすべてではありません。もしかしたら今しかできないこともあるかもしれません。そして将来的にいつか本気を出して何かをするかもしれません。

しかし1つ言えることは、今が本気で頑張る時期の1つだということです。

後悔しない高校受験のために

入試の日は必ずやってくる

現在は10月半ばです。数ヶ月後には高校入試が始まります。どのような生活を送っていても、その日は必ずやってきます。

そして、その数ヶ月の間に、受験校も決定していきます。

最後に伝えたいこと

どのような選択をしたとしても、最終的に「ああしておけばよかった」と思わないようにしてください。

大切な3つのこと

  • ギリギリを目指さない
    余裕を持った目標を掲げることが大事です。ギリギリを目指すと精神的に追い込まれ、体調不良になるケースもあります。
  • 本番での緊張対策
    余裕がないと、緊張で本番のテストに悪影響が出る可能性があります。
  • 今から本気になる
    後悔のない選択ができるよう、ほんの数ヶ月、本気になってみませんか?

まとめ: 富士市・富士宮市の中学生が知っておくべきこと

  • クラスの平均点より、富士市・富士宮市全体での順位が重要
  • 公立高校進学には最低でも学年上位50%が必要
  • 富士高校は上位10%、富士東高校は上位20%が目安
  • 学調や模試で自分の本当の実力を知る
  • 「クラスでよく勉強しているあの子」があなたのライバル
  • ギリギリではなく、余裕を持った目標設定を

もし本気で進学したい高校が決まっているのであれば、今すぐ行動を起こして後悔のない高校受験にしてみませんか。