先日、星陵高校に通う高校3年生から岩手大学・理工学部の推薦入試に合格したとの合格報告を受けました。
この生徒は開講当初から通ってくれていた生徒で、主に数Ⅲ、物理などを指導しており、推薦入試が近くなってきてからは、志望理由書の作成に頭を悩ませていたり、口頭試問の対策も頑張って取り組んでいました。
塾では口頭試問で出される問題の範囲や過去問などを見て一緒に勉強してきました。
口頭試問の対策としては
・志望している学部の基本的な知識は身に付けておくこと
・志望理由書などの提出した書類に関わる質問はしっかり答えられること
・ニュースなどの時事問題に対して自分の意見を言えるようにしておくこと
などポイントは指導することはできますが、口頭試問自体の練習は講師が面接官をしても顔を知っているため緊張感がない練習になってしまうと思いました。
そこで塾に通っている別の生徒に質問されたときに、問題を解かせ説明させるということをしてみました。
急に問題が出てきたときに解ける力と、自分が知らない相手に対してしっかり説明ができるようになることが目的です。
解説する前は緊張している様子でしたが、解説を始めたらしっかり話せていたのでとても良かったと思います。
面接練習という形ではないですが、緊張している中でも話せるようになったことで本人も自信がついたようで、入試本番後に「自分なりに満点の出来でした!」と連絡がありました。
もちろん学校で口頭試問の練習は夜遅くまで頑張っていましたし、本人の努力があってこそですが少しは役に立てたのかなと思います。
本人が自信を持っていたので心配はあまりしていませんでしたが、合格報告を受けたときにはやはりホッとしました。
当塾では2人目の合格報告ですが、1月には星陵中の入試や共通テスト、2月は私立高校、3月は公立高校入試と受験が続いていきます。
通塾している生徒が全員合格できるよう講師も全力で指導していこうと改めて感じました。