夏期講習期間に入ってはじめの週が終了しました。
当塾(大渕校舎)は夏期講習期間中に22日開講。そのうちの4日が終了してしまったわけです。
残りの18日間で、これまでの復習を行い、さらには身に付ける必要があります。そうしないと休み明けのテストで数字を残すことができません。
たとえば中学3年生の場合、休み明けには大事な学力調査テストがあります。これはその先に控える入試でどのくらいの点数を取れるのかの目安となります。
5科目のテストであるため、夏休み中にこれまで勉強してきた内容をすべて復習する必要があります。
学校で配布されている宿題だけでしっかりと復習できるかというと、難しいでしょう。あまりにも量が少なすぎます。
また宿題の場合、「提出すること」に重きを置いてしまう傾向があり、「学習する・覚える」ということを軽視してしまう生徒が多いように感じます。
残りの18日で3学年分5科目の苦手を身に付けられるか
当塾の夏期講習は残り18日です。
その「たった」18日で、これまで学習してきた内容を復習することができるのかを客観的に考えてみるとよいでしょう。
単純計算で、18日÷5科目で3.6日となります。つまり1科目4日弱で自分の目指すレベルまで持って行く必要があるということです。かなりのハードスケジュールといわざるを得ません。
何が目標にもよるが
現状のレベル、どのくらいの点数を目指したいのか、どの高校を狙っているのかによって状況は変わってきます。
ただ点数を伸ばしたい、上位校を目指したいというのであれば、かなり努力をする必要があるでしょう。
見方を変えると、夏休み期間中にものすごく努力をするライバルがいます。何もしないとものすごい差がつけられてしまいます。
本気で点数を伸ばしたいと思うのなら
本気で点数を伸ばしたいと思うのであればですが、夏休みは「休み」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。
「やったこれまでの復習がまとまってできる」という人もいれば、「やった、自由に遊べる」という人もいます。
これまで例年の夏休み期間の生徒の状況を見ているとの話ですが、上位校を目指す生徒はほぼ毎日塾に来ています。教室に来れない場合にはオンラインでつないでいます。
時間としても家でも勉強しつつ、5時間~6時間は塾で勉強しています。普段学校で勉強しているよりも多くの時間勉強しています。
上位校を目指すわけではなく、今よりも1つ~2つランクを上げたいと思う生徒に関しては、少なくても週に3日以上は塾に来て、3時間以上は勉強しています。
そのくらい少なくても勉強しないと、数字が付いてこないのです。そしてそのくらい勉強しているライバルが実は周りにたくさんいるのです。
夏休みはチャンス
毎年お話ししていますが、夏休みはチャンスです。
学校の勉強が止まっているため、これまでの勉強の復習に重点を置けるためです。
これをチャンスと思うか、それとも面倒だと思うかは人それぞれでしょう。
ただし夏休みが終わって学力調査テストが終わったとき、「夏休み、もっと勉強しておけばよかった」と思わないようにしたいものです。
思ったとしてももう戻ってこないのです。
何を目標とするかにもよりますが、勉強は自分のために行うものです。将来の自分は今の自分が作り上げます。後悔が無いよう頑張りましょう。