集団塾と個別塾どっちがいいのかということを、脳の発達の観点から脳外科専門医に聞いたという記事を目にしました。
そこで書かれている内容を簡潔にまとめると、以下のようになります。
学習環境は「内発的動機づけ(自分から学ぶ意欲)」を促すことが重要。外発的動機づけ(報酬や評価)は短期的効果にとどまる。
集団塾のメリットは、外発的動機づけを仕組み化(競争や報酬)、仲間効果で学習意欲を刺激できること。集団塾のデメリットは、内容が均一化しやすく、個人の理解度と合わない場合があること。
個別塾のメリットは、個々に合わせた指導が可能。特に科目の得意不得意がある子に適すること。個別塾のデメリットは、モチベーション維持が難しい。ライバル不在で緊張感が欠けがちであること。
科目別の向き不向きとしては、集団塾向きなのは社会や理科といった暗記系。個別塾向きなのは算数や国語といった理解力が必要な科目ということ。
今回の内容は、小学生を対象とした内容かと思います。しかしこれは中学生にも高校生にも通づることでしょう。
基本的には当塾も似たような意見
脳神経外科の専門医の見解を見て、基本的には当塾としての見解と似ていると感じました。
当塾に限らずですが、学習指導をしている人であれば同じような意見を持っていると思います。
理解力が必要な算数や国語、そして中学生であれば数学や英語などは、個別指導の方が生徒の理解が高くなりやすいです。
一方、社会や理科などの暗記科目は、集団塾に向いているというよりも、個別塾でもできるが集団塾でもよいというニュアンスかと思います。それでいうと、英語の単語を覚えたり、単純な計算問題の反復も集団塾でもよいかと思います。
同じような見解だからといって、全員が同じような形式を展開しているわけではありません。基本的には集団塾か個別塾のどちらかです。
当塾はどちらも併用している
当塾は基本的には自習形式です。わからないところを個別に対応しています。それでいうと個別指導塾に近いかと思います。
この個別対応で、生徒ごとに個人の理解度の合わせて指導します。
ただどの勉強でもいえることですが、結局は勉強量が必要となります。1度や2度聞いただけで理解できるのであれば、勉強に苦労する生徒はいません。
知識の定着が必要となります。
知識の定着には反復練習が必要となり、さらには時々、進んでいる道はあっているのかという講師への確認が必要となると思います。
だからこそ、当塾はそういったスタイルとなっています。このスタイルの塾を開講してから今年で4年目となりました。少しずつ口コミも広がり、毎年生徒数も増え続けています。
このスタイルの塾は珍しく、さまざまな学校の生徒がこのようなスタイルを求めて通塾してきてくれています。学校も学年もバラバラです。
自習がメインであるため、講師が指導をする声は聞こえますが、生徒同士で会話するといったこともほとんどありません。
体験はいつでも行っているため、興味のある場合には是非一度連絡をください。