勉強には睡眠が必要です。
よく言われるのは、寝ているときに勉強した内容を頭の中で定着しているということです。
「寝る時間を惜しんで少しでも勉強しなければならない!」
このような気持ちもわかるのですが、しっかりと寝たほうが効率がよくなると思います。
しっかり睡眠をとっていた生徒は記憶の定着がよい傾向
実際にこれまでの経験上の話です。
しっかりと睡眠をとっている生徒は勉強した内容を比較的覚えている傾向にありました。
一方、テスト前に短期的に一気に勉強して詰め込んだ生徒の場合、その時のテストの点数はある程度獲得できるものの、しばらく経つと勉強した内容をかなり忘れてしまっているということはよくあります。
人によって違いはあるかとは思いますが、世の中でもうわさされている睡眠研究の観点からみても、勉強した内容をしっかりと定着させたいのであればしっかり寝たほうがよいと思います。
寝不足だと、学校での授業中も眠くなりますし、塾に来ても進行速度がかなり遅くなってしまいます。
効率が悪くなってしまうのです。
成長期のため睡眠時間はそれなりに確保したほうがよい
とくに小学生や中学生あたりは成長期のため、何をしていなくても眠たくなってしまうと思います。
自然の反応でしょう。
とはいっても、勉強せずに寝てしまっては、定着する記憶がありません。
ということで一番良いのは、「徹底的に勉強して早い時間に就寝すること」です。
上記した通りこれまでの経験上ですが、意外と睡眠時間をしっかりとっている生徒は教えた内容をしっかりと覚えていました。
寝たほうがよい
シンプルな話、寝たほうがよいです。
勉強はもちろんですが、体の成長にとっても寝たほうがよいです。
寝る間を惜しんで一夜漬けしても、短期的には結果を残すかもしれませんが、長期的な観点で見ると忘れやすい知識となります。
結果として、定期テストの点数は取れるけど学力調査のようなまとめのテストでは点数が取れない・・・ということにつながったりしてしまうのです。
勉強するときはする。寝る時は寝る。
いろいろ誘惑が多い年頃だとは思いますが、少しでも成績をアップしたいのであれば、寝たほうがよいです。