2022年、4月1日にオープンするために始動しました。
これまでに長く教育に携わってきた講師が、最も効率がよく勉強ができるであろう環境を準備し始めました。
今までの塾とは異なったシステム
現在は、数多くの塾があります。
当塾を開講する富士市、そして隣の富士宮市にも数多くの学習塾があります。
しかし私が知る限りでは、当塾のシステムを採用している塾はありません。
個別指導の塾はあります。いつでも通塾できる塾もあります。
しかし直接講師が教え、尚且つ自習も好きなだけできる環境は知りません。
自習スタイルにはハードルがある
当塾のシステムには実はハードルがあります。
基本的には自習スタイルであり、分からないところを聞くシステムです。
つまり講師側からすると、突然問題を持って来られるわけです。
学校や塾で授業を行う場合には、事前に授業内容を予習することができます。つまりある程度の型に当てはめることができるのです。
型通りに授業を進めることによって、出てくる質問内容もある程度予想がつきます。それを事前に用意しておくことで、スムースに授業を展開することができるのです。
即座の対応は知識と経験が必要となる
ところが当塾の場合、質問の準備をすることができません。子どもが持ってきた問題に対して即座に対応をすることになります。
これができるのは、当塾の講師が長年教育に携わり、知識と経験があるためです。
逆に言うと、知識と経験がなければ即座の対応はなかなか難しいのです。
わからないところが無くなれば、全部わかるようになる
勉強とはシンプルです。
「わからないところが無くなれば、全部わかるようになります。」
当たり前のことなのですが、実は意外と浸透していません。
わかるところをやっても無駄
学校や塾で授業を行う中で、自分の知っている内容を教えられることもあるかと思います。
「知識の再確認」という意味で無駄とは言いませんが、効率が良いかというと疑問点もあります。
それであればわからないところ、苦手なところを克服したほうが良いと思います。
しかし授業では他の子どももいるため、誰か一人のための授業を行うわけにはいきません。
結果的に、1時間の授業の中で自分の苦手部分の対策を何もできずに終わってしまうということがあります。
個別指導であればその場で聞ける
個別指導のスタイルを取ることで、分からないところだけを集中的に教えることができます。
この点では一斉授業のよりも効率的であり効果的であると考えています。
一斉授業か個別指導か
一斉授業と個別指導では、どちらもメリットデメリットがあります。
塾としてまず考えなければならないのは、どちらのスタイルを採用するかです。両方のスタイルを採用しているケースもありますが、基本的にはどちらかに比重を置いています。
子どもの学力を伸ばす面で考えると、圧倒的に個別指導の方が効果があります。
そのため当塾では、個別指導を主体とするようにしました。
柔軟性のある展開に
個別指導を主体とはしていますが、一斉授業のメリットも導入したいと考えています。
一斉授業のメリットは、同時に複数人に指導することができる点です。
教室内に同じ単元を勉強している子どもが複数おり、尚且つ同じ問題で躓いている場合には、一斉に指導したほうが効率が良いのです。
柔軟な対応を行うスタイルに
経験上、一斉授業も個別指導も、どちらにもメリットデメリットがあるということは分かっています。
そのためその両方を取り入れたほうが良いと思っています。
一斉授業を主体としてしまうと、授業時間を設定しなければなりません。結果として「〇曜日の何時~何時まで」と授業枠を固定する必要が出てきてしまいます。
これではその時間に通塾できない子どもは授業を受けられず、さらにその時間に個別指導に対応することができないのです。
しかし個別指導を主体としていれば、その中で一斉授業を始めようと思えばしやすいのです。
塾運営を行いながらスタイルを柔軟に変更
このような思いから、当塾は「個別指導+自習スペース」といったスタイルで2022年の4月より富士市大渕にて開講します。
イメージとしては、「図書館に自主勉強をしに行って、そこに教えてくれる講師がいる。」といった感じで考えてくれると良いかと思います。