【中3数学】第2回静岡県学力調査テスト(学調)の傾向と対策

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第2回静岡県学力調査テスト(学調)は11月27日に行われます。

中3生にとって12月の面談において志望校の合格の目安になる大事なテストです。

問題の傾向を知って良い得点が取れるように対策をしておきましょう。

問題構成は毎年ほぼ同じ

問題構成としては毎年ほぼ同じ構成となります。

  1. 計算問題
  2. 小問集合
  3. 確率
  4. 作図
  5. 規則性
  6. 二次方程式の文章題
  7. データの活用
  8. 関数と図形
  9. 証明問題

自分が確実に点数を取りたい所や、頑張れば点数を取れそうな所を見つけておくと良いでしょう。

計算問題

計算問題は正負の数、多項式の乗除、文字を含む分数の計算、平方根の計算が出題されています。

ここ数年出題傾向が変わっていないので、過去問などで対策できます。

繰り返し練習で解いて、ここは確実に全問正解を目指したいです。

小問集合

小問集合は方程式、関数、平方根が出題される傾向です。

方程式は2次方程式がよく出題されています。

平方根は過去2年は平方根の大小関係についての問題でした。

関数も過去2年は条件を満たす関数を選ぶ問題です。

大問1と同じように似たような問題を繰り返し解いて、得点を稼ぎたいところです。

確率

確率は昨年、一昨年とカードを引く問題でした。

サイコロの問題であれば表を書いたり、カードを引く問題であれば樹形図を書いて解けるようにしておきましょう。

難易度はそこまで難しくはないので、教科書のワークなどを解いておきましょう。

作図

最近は、二つの条件を満たすものを作図する問題が出てきます。

作図に必要なのは角の二等分線、垂直二等分線、垂線の3つだけです。

それぞれの使い方を確認しておきましょう。

規則性

1次式の規則性の問題が多いですが、2次式にあることもありえます。

基本的な問題であれば公式を使って解くこともできるので、問題をしっかり読む事が重要です。

二次方程式の文章題

昨年は図形の問題、一昨年は割合の問題が出題されました。

しっかり問題文を読んで理解して時間を掛けて取り組みたいところです。

文字に適当な数字を代入して考えてみると閃くことがあるかもしれないので、諦めずに解いてみましょう。

また、式だけでなく解き方を書くことも重要です。

データの活用

データは計算問題の次に点数を取りたいところです。

平均値などの代表値、相対度数、累積相対度数など単語の意味をしっかり覚えて復習をしておきましょう。

関数と図形

二次関数と図形に関する問題が出題されます。

ここでは、二次関数の比例定数を求める問題が出題されています。

ここは確実に正解しておきたいです。

変域、面積を2等分する直線の式、平行な直線など色々なパターンが出題されるので、苦手な問題を繰り返し練習しておきましょう。

証明問題

ほぼ相似の証明が出題されるでしょう。

学習したばかりで理解が深まっていない生徒もいると思います。

数学で高得点を狙う生徒は、時間を掛けて復習しておくと良いかもしれません。

(2)では面積や長さを求める問題が出題されるので、相似比と面積比などは確認しておきたいです。

 
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この記事を書いた人
鶴田

1979年静岡県富士市出身。山形大学卒業。

大学時代は家庭教師で中学生・高校生を指導。大学卒業後富士市に戻ってからは10年間塾講師としてクラス授業、個別指導に従事。

10年というキャリアから中学受験、大学受験、保護者に対して生徒の進路相談など幅広く対応。

限られた授業時間の中では、生徒が完全に理解出来るようになる前に終わってしまったり次の授業までに間隔が空いてしまい忘れてしまうこともあったため、時間に制約をつけずにいつでも通える塾を作れないかという思いからSTUDY BASE(スタディーベース)を開講。

専門科目:小学校、中学全科、高校(数学、物理)

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